親方って理不尽①:カッターの刃編

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うちの現場は、親方と僕の2人だけ。

だから親方の言葉=現場のルール。

誰もフォローしてくれないから、親方の一言がそのまま現実になります。

その日も、忘れられない理不尽が降ってきました。

題して――「カッターの刃事件」。

■新品に替えて貸したのに…

ある日、親方に「カッター貸せ」と言われました。

せっかくなら気持ちよく使ってもらおうと、刃をポキッと折って新品状態にしてから差し出したんです。

これならサクサク切れるはず。

そう思った瞬間、親方の口から出た言葉は――

「なんだこの切れない刃は!」

……いや、新品ですけど!?🤣

■2人現場の悲しさ

普通なら周りに他の職人がいて、

「それ新品っすよ親方」ってフォローが入るかもしれません。

でも2人きりの現場には誰もいません。

だから親方が「切れない」と言った時点で、

その刃は“切れない刃”に認定されるんです。

理不尽すぎて笑うしかない。

■弟子の学び

もちろん反論なんてできません。

出せる言葉は「すみません!」の一択。

でも心の中ではツッコミ全開。

  • 「親方、刃じゃなくて握力が切れてません?」
  • 「新品すら切れないって言われたら、俺もう研ぎ師になるしかないじゃん!」
  • 「カッターより先に俺の心が折れましたけど!?」

現場で一番鍛えられるのは、腕力でも技術でもなく――

理不尽を飲み込むスピードだと悟りました。

まとめ

結論:親方に貸した瞬間、どんなカッターも“切れない刃”に変わる説。

理不尽すぎて笑うしかないけど、こういう出来事があるから現場はネタにあふれています。

まだまだあるので後でまた書きたいと思います。

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